「クニッテル戦闘団・出撃

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[設定状況] 攻勢開始3日目、12月18日、SS第1戦車師団長モンケSS准将は、パイパー戦闘団の南側の前進路Eを進む予定のハンセン戦闘団が、何ら前進を果たしていないため、前進路Eの第二波として待機中であったSS第1機甲偵察大隊を強化したクニッテル戦闘団に対してパイパー戦闘団の支援に向わせるように命じ、出撃を開始した

[コメント] 2020年4月頃作成。今回から詳細な製作記は、ブログを参照してもらうことにして、HPには完成品のみを掲載することにした。今回は、以前作成した「クニッテル戦闘団・出撃命令」の続編。その時と今回の作品を製作開始時には、クニッテル戦闘団に実際配備されたであろう車輛の詳細が、まだ、よくわかっていなかった。でも、最近更新したパイパー戦闘団・部隊序列である程度、把握できるようになったわけで、前回も今回も、おそらく配備されていなかったであろう車輛を登場させている(^^;。今回の場合は、Sd.Kfz.140/1とSd.Kfz.251/22は、おそらく配備されていない。さらに付け加えるなら、少なくともパイパー戦闘団の車輛は、どれも冬季迷彩なんかされていなかったのでは?。今回は、号令の下、出撃を開始したという状況設定で、ベースも地面のみ。

使用キット Sdkfz.140/1(マケット)、Sdkfz.251/22(AFVクラブ)、Sdkfz.234/2(ドラゴン)、DKW NZ350(タミヤ)、フィギュアは、ドラゴン、タミヤを改造、ヘッドは一部ホーネットを使用

Sdkfz.140/1を作成した時の感想・・・(2002/03/31のコメント)

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今はなきVM社のSd.Kfz.140/1です。この140/1は、もの凄く根性が要ります。特徴的な車体上部構造の組み合わせが非常に悪く、修正するためにはリベットが邪魔なわけでして、結局リベットはすべて自作。リベット製作用の工具が最近、雑誌に出ていましたが(もっと早く知りたかった!)、以前やったことのある、エヴァーグリーンの細いプラ棒をひたすら小さく切って貼り付けた後に線香を近づけて指で押すという方法をやりました。この方法、かなり昔に雑誌に載っていたはずで、マウルティーアの時にやって二度としたくないと思っていたんですが、結局やってしまいました。さて気になるのが、やっぱ砲身のモールドの甘さ。となると、アルミ砲身となるわけですが、比較的種類の揃っていたジョルディ・ルビオ社の物を使用することに。そのカタログによると、140/1の場合、kwk38、すなわちFLAK38の戦車砲版ですね。kwk38とFLAK38、別々の製品で若干FLAK38の方が長いんです。ところが、在庫がFLAK38しかなく、次回入荷はかなり先。短いよりも長い方が見栄えがいいだろうといい自分勝手な(笑)理由でFLAK38の砲身を買ってきました。ところが、帰ってから面白い?ことに気付きました。キットの砲身の長さが、このFLAK38とほぼ同じなんです。おやっ?と思い、家にあるグンゼの250/9と比較してもなんとほぼ同じ。ところがイタレリの234/1は、短い。ジョルディ・ルビオ社の砲身長が正しいとすると、イタレリ以外は間違っている?真偽の程はどうなんでしょうね??ともかく、FLAK38を付けてますが全然違和感はないようです。砲塔部分は、ABERのエッチングを使用してるんですが、砲塔自体はエッチングを使用すると若干大きいようなのでイタレリの234/1のものを使用しました。画像では、内部を塗装するために接着していませんので、若干浮き上がってます。さて、砲塔を付けてみると、車体前面の予備キャタピラの位置が悪いのか、ともかく砲塔がキャタピラに引っかかるんです。実車の写真を見ても、砲塔は、若干後ろよりに見えるので、後ろの位置に来るようにしました(左から2番目の画像)。さて、最後に一番右の画像ですが、前に一つ置いてある部品は、左前のフェンダー部分に付けるように書いてあった部品です。でも、見て頂ければわかるように載りません。というわけでやめました。どうなってるんだ!?


製作記は、下記ブログのテーマ別記事一覧から「クニッテル戦闘団・出撃」参照