シュタイナー (Steiner)

ドラゴンのシュタイナーです。ただ単に、箱にも"Steiner"とあるだけです。その容姿から映画「戦争のはらわた」("Cross of Iron")のジェームズ・コバーンをモデルにしているというのに想像に難くありませんが、フィギュアの顔は、ドラゴンの中でも屈指かと(^^;)。箱絵の裏の文章(一番右の画像)で一体何を説明しているか?訳してみました(所々、言い回しがよくわからなくて、日本語が変ですが)

下士官というのは、軍における「屋台骨」とみなされ、第二次大戦のドイツ国防軍においてもそうであった。下士官の任務は、自分の部隊の日々の業務の管理と共に兵士達の面倒を見、例え彼自身の指揮官がいなくなろうとも、自分の任務を全うすることである。それは、下士官の責務は、自分の兵士達を教育し、訓練し、監督し、忠告し、軍の組織を最高の状態に保つことでもあった。ほとんど場合、下士官は命令不在の場合でもリーダーであり、主導権を握り、適切な行動を行う。下士官は、疑いなく有能であらねばならず、リーダーシップ能力と経験の示すことに基づいて昇進する。
ドイツ軍における下士官は、3つのカテゴリーがあった。最初は、下級下士官で伍長、上級伍長クラス。中級下士官は、軍曹、曹長、准尉。特務曹長は、階級によるものではなく、おそらく連隊付きの上級曹長である。そして3番目は、主として教育を目的とする技術下士官である。
戦争の進行と消耗の中、ある曹長は、非常によく小隊の戦闘指揮をこなしていた。東部戦線における絶望的な白兵戦の中、兵士にとっては鹵獲した兵器を身につけることは普通のことであった。PPSh41サブマシンガンは、その信頼性と71発もの弾倉から好まれていた。最低でも一つの予備ドラムが奪ったポーチと共に携行されていた。
M43戦闘服においては、多彩な装飾が認められ、この下士官の多くの戦功がそれを証明している。左胸ポケットの上の白兵戦記章は、最高の歩兵記章だとされる。それは、銅、銀、金と3つの形があり、それぞれ、15日間、30日間、50日間の白兵戦に参加したものに与えられる。3つの手榴弾で表される戦傷記章も黒が1〜2回、銀が3〜4回、金が5回以上の戦傷した者に与えられる。歩兵突撃記章は、少なくとも別々の日に行われた3回の歩兵攻撃に参加した者に与えられる。彼の左の袖にはクリミア盾章(1941年9月21日〜19437月4日のクリミア戦役に参加した者に与えられる)。右の袖には、3つの戦車撃破章(地雷のような軽火器やパンツァーファウストなどで3台の敵戦車を破壊したことを示す)一級鉄十字章と二級鉄十字章を統合して与えらた時、それを装着して指揮した曹長は、戦友から多くの尊敬を集めた
確かに彼の経験は、曹長としての彼の制服を許すところである。もし下士官は、以前に騎馬隊に配属されてなければ、乗馬ズボンとブーツは、明らかに非標準であろう。証拠としてこのような過剰な装飾が存在するが、常識とは考えられないであろう。

結局、何が言いたいのかというと、軍服にこれだけの記章類を付けるのは、どうよ・・・ということみたいですね