etc. Goods

(1) 「ジェームズ・ボンドに捧ぐ」

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OO7シリーズ30周年記念CDで「ドクター・ノー」から「消されたライセンス」までのメイン・テーマと挿入曲集で、初めて聞く面白いものも収められています。一つは、「ミスター・キス・キス・バン・バン」で「サンダーボール作戦」ではインストゥルメンタルになっていましましたが、このCDではディオンヌ・ワーウィックとシャーリー・バッシーが歌っています。実はこの2つともお蔵入りになってしまったものでサントラに入ってませんでした。曲の雰囲気は、シャーリー・バッシーよりディオンヌ・ワーウィックの方が個人的に好きです。もう一つ、いや二つは、「サンダーボール作戦」と「死ぬのは奴等だ」のラジオ・スポット(宣伝)です。もちろん英語ですが、すごく雰囲気が伝わってきます。

(2) 「OO7/ミステリー・ナイツ」

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「ドクター・ノー」から「ムーンレイカー」まで、および「カジノロワイヤル」の主なメイン・テーマをインストゥルメンタルでBGM風にアレンジしたCD。ジャケット的には今一ですが、、音楽としてはとてもいい雰囲気です。

(3) 「シェイクン・アンド・ステアード」

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"Shaken and Not Stired"は、ボンドがマティーニを注文する時の決めゼリフ。タイトルはそれをもじったものです。ボンド映画のメイン・タイトルをいろんなジャンルの歌手が歌って、「振ってそしてかき混ぜた」そうです。確かに違う人が歌うと全然違う雰囲気になるんですが、悲しいかな歌ってる人達は、私は全然知りませんです・・・(^^;

(4) アストンマーチン・DB5 (CORGI)

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ギミックはついてますが、ブロスナンがパッケージに載っている以外は、作品名はありません。したがってetcです(^^;

(5) BMW・Z3、750iL、Z8 (BMW)

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BMWをボンドカーとして採用した3作品の集合で、1/87のロコ・サイズ。ミニチュア・カーの世界では特に珍しくもないようで、ディスプレイ台の印刷がなければ、どうってことないかもね(笑)

(6) 「ジェームズ・ボンド」

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著 ジョン・パーソン 訳 井上一夫 立風書房刊

すでに絶版になっているかどうかは知りませんが、なんとこの本は、ジェームズ・ボンドは実在したという話です。作者のジョン・パーソンが実際にジェームズ・ボンドに会って取材したという設定です。実在の人物、しかも秘密中の秘密であるスパイを果たして小説にするものでしょうか?もし、これから読まれる方のために詳しくは書きませんが、イアン・フレミングがなぜOO7シリーズを執筆したかと言う答えがあります。さらに驚くべきことは、OO7シリーズは、小説のために作られた話(「ムーンレイカー」など)もありますが、ほとんどが実際に起こった事件をもとにしているそうです。「ドクター・ノー」、「サンダーボール作戦」、「ロシアより愛をこめて」などなど・・・「ロシアより愛をこめて」などはかなりノン・フィクションに近いというのです。(元CIA長官のアレン・ダレスもボンド・ファンで「ロシアより愛をこめて」が最もよく出来ていると前置きしてソ連のスメルシュは実在のセクションであるとコメントしています)この我々日本人にとって興味深いのは、ジェームズ・ボンドは、独身(「女王陛下のOO7」でトレーシーと結婚し殺されたのも事実。ということでバツイチ)ではありますが唯1人だけ息子がいて、それが日本人とのハーフなのです。これは「OO7は二度死ぬ」で日本へ来て宿敵ブロフェルドを倒して脱出後に記憶喪失になり、キッシー・鈴木が彼の世話をしています。それで、2年後に日本を訪れた時に、タイガー・田中を通して自分の子供が生まれていることを知ったそうです・・・。いずれにせよ、この本は、映画ではなく原作をすべて読まれてからでないと、わからない部分が多々あります。逆に言うと原作をすべて読まれているならかなり面白く読める本です。

(7) 「OO7のボス Mと呼ばれた男」

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著 アンソニー・マスターズ 訳 井上一夫 サンケイ出版刊

この本は題名からさぞOO7の話と関係ありそうですが、実在のMI6(イギリス秘密情報部)の長官の話です。ただ、訳者の井上一夫氏がまえがきで次のようなことを書いています。Mについては、明らかにモデルとなる人物が存在して、その答えが本書であると。それに対し、OO7自身のモデルは、いろいろ取沙汰されたが決定的なものはなく、OO7シリーズの後期の作品は、ショーン・コネリーの動きや外見に引き回されてしまった感があると・・・(井上一夫氏は、フレミングのOO7シリーズをすべて翻訳しています)

(8) 「究極のOO7大全集」

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著 リー・フェイファー/フィリップ・P・リサ 訳 栗山微笑子 シンコーミュージック刊

「ドクター・ノー」から「ゴールデン・アイ」までの映画のエピソード、主要な出演者・製作者達のインタビューなどOO7シリーズの映画ファン必見の本です。中でもジェームズ・ボンド商品は、こんなもんまであったのかとうならされます。この本で間違いを発見しました。ボンドが「ステアでなくシェイクしたマティーニ」を注文したのは、ロジャー・ムーアになって初めてであるとありますが、これは間違いです。「ゴールドフィンガー」でプッシー・ガロアの操縦する飛行機の中でシェイクしたマティーニを注文しています・・・

(9) 「ジェームズ・ボンドOO7」(マイクロ・マシーンズ)

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収められているのは「ゴールドフィンガー」のアストン・マーティンDB5、パイパー・スタント・プレーン(プッシー・ガロア空中サーカスの飛行機)、ロールス・ロイス・ファントム337(ゴールドフィンガーが金の密輸に使った車)、そしてゴールドフィンガーとオッド・ジョブ。「私を愛したスパイ」のロータス・エスプリ、サイドカー付きのオートバイ(確かカワサキ製。サイドカーが自走爆弾となっていた)、ヒューイ・ヘリコプター(ロータスのミサイルで撃墜された)、そしてジェームズ・ボンドとアニヤ。「ムーンレイカー」のムーンレイカー号、ヒスパノ・スイーザ、スピード・ボート(ハングライダー付きのボート)、そしてドラックスとジョーズ。いずれもあまりにもサイズが小さいのですが、まぁなんとかそれなりの雰囲気は出ていると思います。どうして、この3作なのかはわかりませんが、是非シリーズ化して欲しいものです。

(10) 腕時計

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ケースの裏に1996年とあるので、おそらく「ゴールデンアイ」と「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」の間の年に生産されたもののようです。ケースはまるでハンドバッグのような形をしています。OO7のロゴが光の加減で金色のように写ってますけど、実際は銀色です。面白いのが普段は文字盤が閉まっていて、文字盤下部のレバーを押すと、ちょうど映画のオープンニングのように文字盤が表れます。

(11) バービー&ケン(マテル)

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これは、買う時に迷いました。なんせ、「バービー&ケン」のシリーズですからね。バービーの方は、一体誰のつもりなのかわかりませんが、ケンの方はブロスナンのようですね。額のシワまで描かれてありますから(笑)

(12) フィルム缶コレクション (CORGI)

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いわゆる映画のフィルム缶を模倣したケースに、4つのミニチュア・カーをセットしたものです。ケースのフタを開けるのは恐ろしく固いです。御覧の通り中身は、「ゴールドフィンガー」のアストン・マーチンDB5、「ユア・アイズ・オンリー」のロータス・エスプリ ターボ、「リヴィング・ディライツ」のアストンマーチン・ヴォランテ、「ゴールデンアイ」のBMW・Z3。これらのチョイスは、一番多く生産して残ったものと、人気が無くて残ったものの組み合わせのような気もしなくないですが・・・(^^;・・・これは、数年前に購入したもので、現在も同様の商品がCORGIから発売されてますが、中身のミニチュア・カーの種類は変わってるようです。

(13) Villainous Vehcles (Playing Mantis)

"Villainous Vehcles"を直訳すると「悪党の車」。かなりベタなネーミングです(笑)。左から"Sanchez's Willys Jeep"(「消されたライセンス」の敵のボスのサンチェス)、"Drax's Hipano-Suiza"(「ムーンレイカー」の敵のボスのドラックス)、"Mr.Jones' '57 Chevy ragtop"(「ドクター・ノオ」でジャマイカで一番最初にボンドを載せた車の運転手の名前がジョーンズです)、"Locque's dune buggy"(「ユア・アイズ・オンリー」で敵の殺し屋のエミール・レオポルド・ロック)。一番最後のバギーですが、ボンドガールの一人(リスルという伯爵夫人)を車でひき殺したというのはこの車だけじゃないでしょうか・・・?

(14) Heroic Horsepower (Playing Mantis)

直訳すると「ヒーローの馬力」。力の素という意味なんでしょうか?。左から"Aston Martin V12 Vanquish"(「ダイ・アナザー・ディ」)、"Sunbeam Tiger"(「ドクター・ノオ」)、"Lotus Esprit Turbo"(「私を愛したスパイ」)、"Mustang Mach 1"(「ダイヤモンドは永遠に」)。個々の車については、いずれも各映画のページを参照して下さい。

(15) Choose Q's Ruse! (Playing Mantis)

直訳すると「Qの仕掛けを選べ」。ボンドにとっては選べも何もあったもんじゃないでしょうけどね(笑)。車は、左からSunbeam TigerとAston Martin V12 Vanquish。真ん中のQをはさんで、コネリーとブロズナンらしくフィギュアもついてます。最初と最新のボンドカーということなんでしょうけどSunbeam TigerとQは全然関係ないですよね・・・