「ユア・アイズ・オンリー」
"For Your Eyes Only" (1981)
前作までのあまりにも現実離れした設定の反省から一変して、より現実的なシリアス路線になった作品。今回も原作とは、タイトルのみ同じ(原作邦題は「読後焼却すべし」)で中身は全く違います。この作品の製作直前に、「ドクター・ノオ」以来ずっとボンドの上司M役であったバーナード・リーが亡くなっており、製作者のブロッコリは、彼への尊敬の証としてM役を登場させませんでした。

(1) LP

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メイン・テーマは、当時、日本でもヒットした「モダンガール」でデビューしたシーナ・イーストン。

2) ロジャー・ムーア(ジャパン・レジン・クラフト)

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レジン製のフィギュアキットです。どうもこのシリーズはレジンを使用している割にはモールドが非常に甘いような気がします。このモデルの顔は、ロジャー・ムーアというよりもリンカーン大統領に似ているような気が・・・

(3) CITOREN・2CV (SOLID)

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かなりデカイサイズです。よくよく考えてみると、いわゆるボンド・カーと言うのは敵から逃げるのが主な活躍の場なわけです。この2CVに至っては、映画の中で計算され尽くしているとは言え、運に任せて逃げていたような気がします(笑)。ちなみに、見えにくいかもしれませんが、車体側面のOO7のロゴの周りの黒い点は、弾痕だそうです。

(4) CITOREN・2CV (CORGI)

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車種的には(3)と同じでギミック的には前部のボンネットが開くだけです。フィギュアはもちろんロジャー・ムーア。

(5) ロータス・エスプリ ターボ (Playing Mantis)

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Playing Mantis社というところが、トミカサイズのブリスターパックで10種類を一斉に売り出したものの一つです。同じミニカーでも中に入っているカードが違います。白いボディの「私を愛したスパイ」に登場した?車は、恐ろしい盗難防止装置(?)で自爆。この赤いボディは寒冷地仕様だそうです。

(6) ロータス・エスプリ ターボ (CORGI)

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このシリーズのミニチュア・カーの中身は、(5)のPlaying Mantis社のものと全く同じだそうです。Playing Mantis社の金型(ミニチュア・カーの世界でもそういうのだろうか?)をCORGI社が買い取って再販したもの一つです。

(7) ロータス・エスプリ ターボ (AUTO art)

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1/16サイズとかなり大型です。OO7と限定するなら、このサイズくらいになるとフィギュアくらい付けて欲しいものです・・・

(8) ロータス・エスプリ ターボ(CORGI)

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CORGIのこのサイズではロータス・エスプリ ターボは初めてです。同シリーズの「私を愛したスパイ」のロータス・エスプリと違い、何もギミックはありません。「ユア・アイズ・オンリー」版としてスキー板を載せているわけですね。運転席には誰も乗っていません。しかしこの車も、中で人が殺されただけで、なんでロータス・エスプリ?という気がしますね・・・

(9) ポストカード

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(10) ロータス・エスプリ ターボ (Playing Mantis)

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これも、発売時期が違うだけで、(5)と同じです・・・