「サンダーボール作戦」 |
"Thunderball" (1965) |
この作品、見せ場は多いんですが、実は、ちょっと冗長かなと思ってます。ボンド・ガールと呼ばれるヒロイン達は、美人でグラマーの代名詞みたいなもので、クロディーヌ・オージェの演じるドミノもその例外でなく、この作品を実質的なデビューとしてフランスを代表する女優になっていきます。ところが、原作のドミノは少し脚が不自由な女性です。実は、原作のいろんな作品のヒロイン達はそのほとんどが、心身いずれかにハンディキャップないしはコンプレックスを持っています・・・ |
(1) LP
個人的にLPの中ではこのジャケットが一番気に入っています。トム・ジョーンズの迫力あるメイン・テーマもいいですが、そのインストゥルメンタルや挿入曲の「ミスター・キス・キス・バン・バン」もいい感じです。この作品では「ジェームズ・ボンドのテーマ」はあまり登場せず、「OO7」が効果的に使われています。
(2) アストンマーチン・DB5 (Playing Mantis)
Playing Mantis社というところが、トミカサイズのブリスターパックで10種類を一斉に売り出したものの一つです。同じミニカーでも中に入っているカードが違います。「サンダーボール作戦」では、オープニングで少し活躍した程度ですけどね。あのロケット砲付きのBSAバイクがよかったんですけどね・・・
(3) フォード・マスタング・ラグトップ (Playing Mantis)
(2)のシリーズと同様にPlaying Mantis社から発売されたトミカサイズのカード付きブリスターパックの6種類のうちの一つです。「サンダーボール作戦」からは、フォード・マスタングです。この車はボンドが運転したわけではなく、偶然逢った?ラルゴの女幹部フィオーナ・ヴォルペの乗用車ですね。ボンドを載せてとんでもなくスピードを出すシーンは印象に残っています。
(4) ジェームズ・ボンド (ハズブロー)
画像を見てもらえばわかるように、アクションマンと呼ばれるGIジョーなんかと同じ1/6サイズの可動フィギュアです。もちろんモデルはショーン・コネリーのはずですが、この顔は一体誰?
(5) ポスター
これは、ロンドンへ旅行した時にフラッと入った店で偶然見つけたものです。壁に張ってあるのをそのまま写したので画像は汚いです。もっといろいろ探せば、珍しいものも見つかったかもしれません・・・
(6) 水中バギー(イマイ)
今は無きイマイの再版ですが、これは以前、水中戦車として売られてたものと同じだと思います。このモデルでは、OO7のロゴは一切使用されていません。(以前は使用されてました)画像ではわかりにくいのですが、「水爆発射装置付」、「水爆2個搭載」という記述があります。映画「サンダーボール作戦」との関連がわからなければ、この記述はあまりにも過激です・・・
(7) アストンマーチン・DB5 (CORGI)
このシリーズのミニチュア・カーの中身は、(5)のPlaying Mantis社のものと全く同じだそうです。Playing Mantis社の金型(ミニチュア・カーの世界でもそういうのだろうか?)をCORGI社が買い取って再販したそうです。カードもそうなのかな??
(8) ポストカード
(9) フォード・マスタング・ラグトップ (Playing Mantis)
これは、結局、発売時期が違うだけで(3)と同じです・・・(^^;
(10) ジェームズ・ボンド (SIDESHOW TOY)
設定的には、(4)のハズブロー製と同じですが、少なくともこちらの方がコネリーに見えます。装備品の出来はいいとしても、顔は今一かな・・・